Question 1

日本固有のタンポポ全国調査

Accepted Answer

春先にあちこちで咲くタンポポ、実は日本固有のタンポポ(関東タンポポ)は絶滅に瀕し、西洋タンポポや雑種に置き換わりつつあります。日本固有のタンポポが見つかったら、花を一輪を位置情報とともに送ってください。全国のデータが集まると日本固有のタンポポの分布状況とその変化がわかります。

Question 2

環境DNAを用いた魚類調査

Accepted Answer

あなたの近くの海にはどんな魚がいるのでしょうか。海岸でバケツに海水を組み、注射器につけたフィルターで海水をろ過して、そのフィルターを送り返してください。フィルターに残ったDNAの破片から、その海にいる魚の種類が判明します。全国のデータが集まると魚種の分布がわかります。温暖化や黒潮蛇行の影響なども見えてきています。

Question 3

音の生物季節観測

Accepted Answer

夏が近づくとセミが一斉に鳴きだします。家の庭、近所の公園、通勤、通学、散歩経路等でセミが鳴き始める日を調べてください。セミの初鳴きを聞いたら、セミの種類、観測日、観測場所をWEBに登録してください。全国のデータが集まると、セミの種類や初鳴き時期の分布がわかります。温暖化や酷暑はセミに影響するのでしょうか？

Question 4

種子島のアカウミガメ保全、紀州みなべのアカウミガメ

Accepted Answer

ウミガメは同じ海岸に回帰して産卵しますが、近年回帰率が下がっています。この回帰の状況を調べるため、産卵時期に産卵地の海岸を夜間踏査し、ウミガメを探します。見つけたら、標識等の有無を確認し、ない場合は標識を装着します。また、背甲の大きさ計測等も行います。

Question 5

柳川のニホンウナギ

Accepted Answer

福岡県柳川市は掘割で採れるウナギの料理が名物でしたが、枯渇に瀕しています。ウナギを戻すために魚道を設置し、掘割に設置した石倉カゴを用いたウナギや餌となる生物の調査を行っています。石倉カゴの生物調査や放流用稚ウナギの測定を手伝ってください。

Question 6

木曽馬文化と草原の再生

Accepted Answer

長野県開田高原は古来より在来馬の木曽馬とともに暮らしてきました。木曽馬の飼葉として草を刈るために半自然草地が広がり、生物の多様性が維持されてきました。しかし、木曽馬の減少とともに草原も減りつつあります。草原性維持の指標となる希少昆虫、植物の調査と、その維持のための草刈りを行います。木曽馬と触れ合う機会もあります。

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