クサいシロギスを探せ!~舞鶴カルキス捕獲大作戦~
あなたが釣ったシロギスが、異臭の謎を解く。
近年、日本各地で「カルキ臭がするシロギス」が報告されています。これまで美味しく食べられていたシロギスですが、もし異臭をもつ個体が増えてしまえば、釣りや食文化、さらには水産業にも影響を及ぼすかもしれません。実際に、飲食店で提供されたシロギス料理から消毒液のような匂いがしたという報告もあり、こうした問題が広がれば、シロギスが市場に出回りにくくなる可能性も考えられます。
異臭の原因としては、シロギスが食べる海洋生物が臭いの原因物質を作り出している可能性や、臭素塩を含む排水が塩素処理されることで原因物質が発生している可能性が指摘されていますが、その実態はまだよく分かっていません。そこで私たちは、多くのシロギスを調査し、異臭発生の仕組みを解き明かしたいと考えています。
今回の調査地である舞鶴では、これまでにカルキ臭をもつシロギスが報告されています。しかし、そのような個体は頻繁に見つかるわけではなく、異臭の原因を解明するためには、多くのシロギスを採集して比較調査を行う必要があり、研究者だけでは容易ではありません。そこで、市民の皆さんと研究者が協力してシロギスを採集し、その謎に迫る市民参加型の研究プロジェクトを実施します。皆さんが釣った一匹一匹が、異臭発生の仕組みを解き明かすための大切な研究材料になります。
当日は舞鶴の海岸でシロギス釣りを楽しみながら調査用の個体を採集し、その後、近くの実験施設で魚の匂いを確認したり、解剖して胃や腸の中身を観察したりします。さらに後日、専門家が高度な分析機器を用いて詳しい検査を行い、皆さんが釣ったシロギスが何を食べ、どのような匂い成分をもっていたのか、そして異臭の原因となる生物は何だったのかを報告します。釣りを楽しみながら、本物の研究に参加してみませんか?
リード・パートナー(研究者)
東京大学水圏生物工学研究室
胃や腸の中にいる生物の検出(アンプリコン解析)と魚肉のにおいの検出(ガスクロマトグラフィー質量分析)によるカルキ臭化原因物質探索を行い、シロギスのカルキ臭を引き起こす生物や化学物質を特定、原因を解明したい。
フィールド・パートナー(市民)のミッション
みんなでたくさん釣って、カルキ臭のするシロギスを探す!

地域限定プロジェクト
シロギス釣りは舞鶴(京都府)にお越しいただける方に限ります。
小学生以下の方は保護者と一緒に参加をお願いします。
参加費あり
「参加費はこちら(外部リンク)」よりご確認ください。
参加方法
「参加はこちら」ボタン先の専用フォームから
参加のご登録をお願いします。
スケジュール
募集開始
募集終了
サンプリング1回目
※両方参加も可能です。
サンプリング2回目
※両方参加も可能です。
研究者による匂い物質および食性の解析
結果報告会(オンライン)


