「ことり」プロジェクト
どんな研究?
「人と暮らす鳥たち」の行動・認知能力を、愛鳥家のみなさんと一緒に調べます。
- ご家庭で飼われているトリ。オカメインコやセキセイインコなど
- 音楽や生活音、家族とのやりとりに囲まれて育つ、特別な環境
- 野生の鳥では見られない行動が出ているかもしれない
心理学は、ヒトだけでなく動物の心と行動も研究します。ところが家庭のトリは1軒に数羽しかおらず、研究者が観察できる数には限りがあります。傾向が見えてくるのは、たくさんの家庭の記録が集まってからです。
- 飼っているトリと飼い主の情報を登録して、ネットワークに入る
- 研究者から、調査への参加案内が順次届く
- 利き足や鳴き声など、テーマごとに写真や録音を提供する
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「ことり」プロジェクトでは、「人と暮らす鳥たち」の行動を調査します。このことを通じてトリたちの認知能力の高さを学術的に明らかにしていきます。
心理学は「心」と「行動」について研究する学問です。その対象はヒト(生物学的に分類するときには漢字の「人」ではなく「ヒト」とカタカナで表記します)に限りません。ヒト以外の動物たちも心理学の研究対象です。
私たちは毎日、音楽や動画などのたくさんの娯楽に囲まれながら、昔とはずいぶんと異なる便利な暮らしを送っています。そして、余裕ができた私たちは、多様な文化から刺激を受け、さらに新しいものを生み出したりもしています。では、動物たちについてはどうでしょう?愛情いっぱいのみなさんのご家庭で暮らしている動物たちも、そういった環境の影響を受けて、ほかの動物たちとは異なる興味深い行動を示すようになるかもしれません。
そこで本プロジェクトでは、愛鳥家のみなさんと研究者が協力しながら「人とともに暮らす鳥たち」の行動についての研究を進め、鳥たちの持つ潜在的な能力を明らかにしていくことを目指します。そのために、まず、簡単な情報提供をしていただくことで、研究者と愛鳥家のみなさんの間で協力体制を築くことを試みます。そして、その結果をもとに、鳥たちの秘めたる才能を明らかにしていきたいと考えています。
本プロジェクトでは、今後展開されるさまざまな研究プロジェクトに向けた連携の窓口となるネットワークに参加される方を募集します。ネットワークに参加することで、本プロジェクトが実施する各種調査や取り組みの案内が順次届き、関心や状況に応じて、情報提供やデータのやり取りを通じた研究協力を進めていくことができます。
「ことり(CoTORI)」は Collaboration and Teamwork for Ornithological Research Innovation(鳥類学研究革新のための協調と協働)の略です。本研究は文部科学省 科学研究費(25K15852)による支援を受けています。

参加して得られること
登録すると、研究員としての会員証が送られてきます。
利き足、鳴き声など、参加できる調査が順次案内されます。
利き足や鳴き声のくせを、あらためて観察することになります。
あなたの1羽が研究にどう貢献する?
家庭の鳥は、研究者が自分では集められない相手です。1軒ずつの記録がつながってはじめて、どんな鳥にどんな能力があるのかが見えてきます。
参加の流れ
ネットワークに登録する

トリの種類・性別・年齢・暮らし方・写真を登録します。
研究者からの案内を待つ

参加者が集まると、研究者から連絡が届きます。
利き足を観察して報告する

どちらの足でつかむかを、写真をつけて回答(予定)。
鳴き声を録音して報告する

まねした声、自分で作った声などを録音して提供(予定)。
③と④は、これから実施する予定の調査です。まずはネットワークへの登録だけで参加でき、案内が届いてから、その調査に参加するかを決められます。
参加する前に
メール連絡などでの通信費はご負担ください。
ご自宅で鳥を飼育している方に限ります。種類は問いません。
登録も情報提供も、メールなどオンラインで完結します。
種類、性別・年齢(わかれば)、ほかの鳥と一緒か単独か、写真など。
応募が多数集まったため、新規募集を一時停止しています。
スケジュール
- 2026年2月募集開始
- 2026年2月14日(土)キックオフイベント愛知大学 豊橋キャンパスにて開催
- 2026年2月中旬情報提供の受付を開始
- 2027年2月中旬(予定)中間報告会
- 2028年2月中旬(予定)結果報告会
プロジェクト主催者
リード・パートナー(研究者)
愛知大学 文学部 心理学科 関義正研究室 ↗知られざる動物たちの才能を明らかにするために「豊かな環境で暮らす」動物たちの認知能力を探りたい。このことを通じて、社会全体の「動物たちを見る目」を変えていきたい。
