みんなで翻刻

みんなで翻刻

「くずし字」で書かれた古文書を翻刻(文字起こし)して、歴史研究に参加しよう!

国立歴史民俗博物館

東京大学地震研究所

京都大学古地震研究会

研究

協力企業募集中!

プロジェクト概要

あなたの読み解く力が、歴史をよみがえらせる。

みんなで翻刻」は、歴史資料の市民参加型翻刻プラットフォームです。このプロジェクトは2017年に京都大学古地震研究会によって始まり、歴史地震資料の翻刻を通して防災・地震研究に貢献することを目的としていました。その後、国立歴史民俗博物館、東京大学地震研究所、京都大学古地震研究会を中心に開発が続けられ、2019年7月にリニューアル、2025年8月に2回目のリニューアルを実施。あらゆる歴史資料を対象とした市民参加型の翻刻プラットフォームとして発展しました。

日本には江戸時代以前から伝わる膨大な点数の古文書が残されており、近年はデジタルアーカイブ化が進む一方で、その内容を活字化し、読み解く作業は追いついていません。「みんなで翻刻」では、市民一人ひとりがオンライン上で画像を見ながらくずし字の翻刻を入力し、共同で本文を再現していきます。専門的な知識がなくても、AIによる解読支援や他の参加者との協力を通じて、解読スキルを高めながら翻刻作業に参加することができます。

「みんなで翻刻」これまでに延べ1万人を超える市民が参加し、3,300点以上の古文書資料が翻刻されました。あなたの力で、まだ誰も読んだことのない歴史の一節を現代によみがえらせてみませんか?

フィールド・パートナー(市民)のミッション

古文書をひらいて、くずし字を読み解いてみよう!

翻刻対象の古文書資料は,さまざまな「翻刻プロジェクト」にグループ分けされています。ジャンルや収蔵機関など,気になるテーマの翻刻プロジェクトを見つけて翻刻する資料を選んでみましょう。

翻刻エディタに表示される資料画像を見ながら、翻刻文をひとつずつ入力します。難しい字も他の参加者やAIが補ってくれるので安心です。

複数人の入力を照らし合わせ、他のユーザーと協力しながら精度を高めます。協働作業で学び合えるのが魅力です。翻刻された資料はAIにより自動で現代日本語と英語に翻訳されます。

あなた自身の翻刻プロジェクトを作成し,他のユーザーと翻刻に取り組みたい資料を登録しましょう。IIIF(トリプルアイエフ)形式に対応したデジタルアーカイブ資料であれば,どんな資料でも登録できます。