根粒菌大調査
どんな研究?
市民のチカラで土壌微生物の謎を解き、未来の農業をつくる!
- 大豆などマメ科植物の根に「根粒」をつくって一緒に暮らす
- 空気中の窒素を、植物が使える形に変えてくれる
- なかにはN₂Oを消す「B. ottawaense」のような有用な種類もいる
同じ根粒菌でも、畑によって数も働きも違います。土の性質や、これまで何を育ててきたかが効いていると考えられますが、その関係はまだわかっていません。条件を見つけるには、性質も履歴も違う全国の畑を比べる必要があります。
- 参加者が畑の5地点から土を採り、過去5〜10年間の栽培履歴を書く
- 研究者がDNAを調べて、その土に根粒菌がどれくらいいるかを測る
- 希望者は大豆を育て、できた根粒のうち何%が「B. ottawaense」かを調べる
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根粒菌って知ってますか?「根粒菌大調査」は、まだ謎の多い根粒菌と土壌の関係を明らかにする調査プロジェクトです。参加者の皆さまが自宅や地域の畑の「土壌」と「これまでの栽培履歴」を提供することで、農地の根粒菌の分布や性質を科学的に明らかにします。お送りいただいた土壌サンプルは、qPCR法などの分子生物学的手法で解析し、根粒菌数をレポートでお知らせします。
さらに春から夏にかけては、大豆の栽培協力者も募集します。根粒菌の接種・定着の実験にも参加いただき、地球温暖化を抑制する可能性を持つ微生物「B. ottawaense」などの割合も判定します。これにより、農地における温室効果ガス(N₂O)削減に役立つ新たな技術開発へとつなげていきます。
本プロジェクトは、「地球冷却微生物を探せ」の姉妹プロジェクトです。土の中にいる小さなヒーローをみんなで探しましょう!
このプロジェクトは、内閣府のムーンショット型研究開発制度の一環です。2050年までに、農地から出る温室効果ガスを大幅に減らすことを目指しています。「根粒菌大調査」は、その基盤となる土と微生物のデータを、全国の皆さんと集める取り組みです。

参加して得られること
DNAから調べた結果が、1〜2か月後にレポートで届きます。
参加登録した方だけが視聴できる、研究者による講義です。
希望すれば、接種した菌が根粒の何%をつくったかまでわかります。
あなたの畑が研究にどう貢献する?
畑の土は、育ててきた作物や肥料のやり方でひとつずつ違います。履歴のわかった畑が増えるほど、どんな土で有用な根粒菌が育つのかが見えてきます。
参加の流れ
栽培履歴を記入する

過去5〜10年間、その畑で何を育てたかを書きます。
畑の5地点から土を採る

届いたキットを使って、少しずつ採ります。
サンプルを研究者へ送る

研究者が根粒菌の数を数え、レポートを返します。
大豆を育てて根を送る

希望者のみ。種に資材をまぶしてまき、根を掘って送ります。
参加は2段階です。①〜③の「レベル1」だけでも参加できます。④の「レベル2」は希望する方のみです。
参加する前に
サンプリング場所への交通費はご負担ください。
自宅や地域の畑から土を採り、過去5〜10年間の栽培履歴を書ける方。
サンプル採取は日本国内でできる方に限ります。
採取に必要な器具一式が届きます。レベル2では根粒菌の資材が届き、大豆の種子は必要な方に支給されます。
締切はありません。大豆栽培のレベル2は、春から夏の募集です。
参加後の流れ
- いつでも参加登録・実験の申し込み
- 申込日から最短1週間サンプルキットが届く
- キット到着から2週間以内サンプルを発送
- 到着から1〜2か月以内分析結果レポート
- 春〜夏(レベル2)大豆の栽培・根の送付
プロジェクト主催者
リード・パートナー(研究者)
東北大学(CoolEarthラボ)↗「土壌—微生物—植物」の新しい関係性を皆さまとともに解き明かし、農業や環境保全の未来へ向けた社会実装を目指します。まだ見ぬ“地球冷却微生物”を、日本全国から探し出す壮大な挑戦に参加しませんか?
授業などで紹介する方へ
資料は、授業等でプロジェクトを紹介するためにご使用ください。
資料の配布・複製・転売はご遠慮ください。




